ヨガスタジオ開業体験記

~費用・集客・売上・トラブルなど赤裸々告白~

テナント契約費用明細

契約時に必要なもの

これは物件や管理会社によって変わりますのでご参考までお知らせします。

  • 運転免許証
  • 住民票
  • 連帯保証人の印鑑証明書

不動産会社が以下のようなものを準備してくれます。

  • 契約書
  • 火災保険申込書
  • 口座振替依頼書
  • 保証委託申込書

私の借りた物件では上記のみで簡易的でした。物件によっては事業計画書(金融機関に出すもの)などを求められるケースもあるようです。

連帯保証人について

時代背景も影響してか、近年では居住用物件の賃貸借契約においては連帯保証人ではなく、保証会社を使って債務保証を取るケースが多いです。借主が保証会社の審査を受けて、問題なければ保証料を支払い、保証人代わりになってもらうような形です。

テナント物件においては、賃料が居住物件に比べて高額になるので、保証会社から連帯保証人を立てるように依頼されるケースも多々あります。

今回のケースは、保証会社+連帯保証人ダブルで必要でした。

もしご存知ない方は、「保証人」「連帯保証人」の違いについては他のサイトなどでご確認ください。簡単に言いますと、保証人より連帯保証人の方が重荷です。私は事情により両親が連帯保証人になれません。ひとまず別の親族で審査を受けます。

◆連帯保証人①

東証一部上場企業勤務

勤続11年

年収約1,000万円

モデルケースみたい優良ですが、

この方1名ではNGでした…

私は脱サラしての開業ですので、所得ゼロ扱いだと思われます。連帯保証人の年収が1,000万円でも、連帯保証人自身の生活費を引いたら、毎月20万円の家賃の保証は出来ませんよね??という何も言い返せない言われ様でした( ;∀;)

◆連帯保証人②

 一般企業勤務

 勤続7年

 年収約500万円

2名も巻き込んでしまうことになりましたが何とか審査通りました。もし配偶者に収入があったりすれば、連帯保証人は1名でも通ったと思います。

私の中では結構なハードルでした。 

Point

連帯保証人は必須と思って準備すべし

初期費用詳細

【賃料】20万円(税別)のケース

  • 前家賃…100,000円+税 
  • 敷金…600,000円(3ヶ月) 
  • 家賃保証料…100,000円 
  • 仲介手数料…200,000円+税 
  • 火災保険…46,000円(3年) 

計1,0760,000円

 ※前家賃は、該当月の15日までフリーレントをいただいたので、半月分となっています。

※火災保険は不動産屋さん指定の会社で最低3年契約とのことでした。 

繰り返しになりますが、物件が決まらないと創業融資に申し込めません。そんなに長いこと物件の仮押さえも出来ません。この約100万円については、自己資金から払いました。万一融資がNGで開業費用が工面出来なければ、

この100万円は捨てる覚悟

で支払を行いました。

※敷金は戻りますけどね!

この物件は敷金3ヶ月分と良心的でしたが、他のテナント物件では敷金(保証金)6ヶ月分とか10ヶ月とかザラにあります。なんか家を買うときのローン特約(ローンが通らなければ契約は白紙)のように、創業融資がおりなければ白紙みたいな救済制度があれば良いのに…と強く思いました。物件の契約をしたあと、創業融資NGで開業を諦めた人は果たしてどのくらい居るのだろうか知りたいです。

繰り返しになりますが、私のとった段取りが悪く、他に良いやり方があればぜひ教えてください。一応創業融資の窓口でも、銀行でもWで確認しましたが、この流れしかないと言われました(-_-) 

このように、早速100万円単位でお金が減りました( ;∀;)保証会社の審査が一発で済まなかったので、連帯保証人の印鑑証明を集めたり、なんだかんだで手続き完了まで約3週間近くかかりました。これにてテナント物件契約完了です!