創業融資の申込ルート
融資チャレンジ金額
創業融資についてお伝えします。
私の場合は自宅兼スタジオではなく、
店舗を借りてのスタートでしたので、
正直「融資ありき」での開業でした。
知り合い等に話を聞いても、当然ケースバイケースでの融資判断になりますので、
「通る・通らない」については
やってみるしかありません。
私の体験を順次共有させていただきますので、参考になる部分があればお役立ていただければ嬉しいです。
まず、私がいくら借り入れをしようとしていたかという点からお伝えします。開業費用+半年分の運営費用として、
■自己資金から→300万円
(サラリーマン時代の貯蓄)
■融資チャレンジ金額→500万円
合計800万円を目指しました
複数の人から、
創業時はチャンスだから、
借りられるだけ借りた方が良い
と言われました。
一般論としても良く言われます。
でもこれって大体起業して成功した人が言うことです。恐らく失敗した人には、
創業時の借金に苦しむ現実
が待っているものだと思います。
事業がうまく行けばまた借りられます。
なので無理はしないと決めた私は、
- あくまでも借金なので必要最低限
- 錯覚して余計な投資をしないため
- 無駄な金利を払わないため
という判断から、試算をに繰り返し、
500万円の借入にトライしました。
どこルートで申し込むか
どこに融資を申し込むか?
どのルートで申し込むか?
これがかなりポイントです。
私の場合は下記の選択により、
大きく手間が簡略化されました。
選んだルートは、
ずばり地元の小さな銀行です。
その地元の小さな銀行は、創業融資の支援事業をHPでも大きく打ち出しており、「ビジネスセンター」的な専用の相談窓口も用意していました。お住まいのエリアによって違うと思いますが、こういった取り組みをしている地元の銀行や信用金庫は多くあると思います。
正直初めは、「日本政策金融公庫」(いわゆるひと昔前で言う、国金)に電話して尋ねるつもりでした。”創業融資といえば国金”的な部分があるので、このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。私は上記のこのように銀行経由でしたので、直接日本政策金融公庫に申し込んだ場合の良さは分かりませんが、結果的に銀行経由で良かったのが正直なところです。
申込みのルートは沢山あります。
- 地銀や信金経由
- メガバンク経由
- 日本政策金融公庫に直接
- 商工会議所経由
- 行政の創業支援窓口経由
- 融資に強い士業経由
などなど。
最後の「融資に強い士業経由」の場合は、融資額の数パーセントを手数料として取られる場合が多いと思うのでコストが必要です。
繰り返しですが私は地銀経由でしたので、地銀を経由した場合の実体験しか知りません。地銀経由で結果的にスムーズにいったのでオススメさせていただきます。
融資申込先
銀行のアドバイスにより、
日本政策金融公庫より金利の安い、
市町村が実施している創業融資制度
をご案内いただきました。
まずはそれにチャレンジします。
金融の「き」の字も知らなかったので、私はてっきり地銀さんが融資してくれるのかと思っていました( ;∀;)仕組みとしては、
①市町村が実施している創業融資制度を活用
↓
②保証協会の保証を得る
↓
③地銀さんが融資をしてくれる
という流れです。
最終的な融資は地銀さんからですが、
保証協会の保証が付く
というのがポイントです。
ドラマの半沢直樹とか見ていて、「銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」みたいな銀行に対するイメージがすごく強くありました。
保証協会の保証が付く状況は、
銀行にとっては快晴の状態
であることを悟りました。
私が融資を受けようとした市町村が実施している創業融資は、都道府県の保証協会が保証を行い、融資が受けられるのです。返済が滞っても、銀行はノーリスク。保証協会の保証を受けて、その銀行からお金を借りるということです。
快晴時の銀行さんは百人力
と感じました(*^^*)
※解釈に誤りがあったら申し訳ございません
だからこそ、
銀行を窓口にするととても親切でおすすめ
です。味方が一人増えた感じです。
融資の内容詳細はまた改めてお伝えします。